高知県室戸市灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)シュノーケリングin2015
7月、8月とすでに2度にわたって和歌山のシュノーケリングツアーに出かけているのですが、今年は天候に恵まれません。和歌山の海は毎年、波との戦いで「凪」の日はラッキーと言えるくらい荒れ気味な印象があります。では場所を変えて高知ならどうか!というわけで早速行ってきました。高知県は室戸市、灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)というシュノーケリングのポイントへ。
室戸の灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)への行き方
簡単に言うと四国高知県の室戸岬、先端部分の一部が灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)です。国道55号線を室戸岬に向けて走っていると中岡慎太郎像があります。この像の前に駐車場があって、海に向けて小さな歩道があります。この歩道を少し歩くと灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)です。
広域地図
詳細地図
ちなみに、西宮市からだと淡路経由で4〜5時間くらいでしょうか。高速料金は阪神高速の西宮から徳島まで4,320円です。徳島からは国号を南へと走っていきます。皆さんあまり知らないかもしれませんが、お盆の平日は高速道路は平日料金が適用されることが一般的です。早朝割引などを狙って出かけるのが良いと思います(割引があると30%くらい料金が変わります)。
灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)ってどんなところ?
室戸岬一帯はジオパークと呼ばれています。「海の指定公園」ですね。ゴツゴツとした岩の海岸は迫力満点で見るだけでも目を楽しませてくれます。ジオパークといえばほかには鳥取の山陰海岸ジオパークも有名ですね。
室戸灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)は中岡慎太郎像の前ということもあって駐車場にはシュノーケリングや海水浴客だけでなく観光客の姿が多い印象があります。
駐車場に車をとめて海に向かって左側の歩道を少し歩くと「灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)」の木の看板があります。ここが有名な灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)なんですね。
灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)でのシュノーケリング
まずは写真をご覧ください。
手前の黄色の輪っかが足がつく程度の浅瀬です。岩に囲まれていて子供でも安心して泳げるようなポイントです。小魚やニザダイなどのちょっとした熱帯魚も楽しめますし、家族づれにはもってこいでしょう。
こちらは浅瀬で撮影したものです。少ないながらもサンゴも観察することができます。
こちらはキビナゴです。浅瀬ですが、こういう風景にも観れるのが嬉しいですね。
実はこの灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)のすごいのは赤丸のあたりなんです。岩で囲まれた浅瀬を抜けて少し沖に泳いでいくと、いきなりドロップオフの深場に出くわします。透明度が高いとなんとか海底が見える程度です。沖の方までいかなくても40cmを超えるブダイや大型のニザダイなどが出迎えてくれます。数匹の群れで泳いでいることもあり、沖縄の海を思わせる景色です。
岩で囲まれた浅瀬を抜けると水深10メートルくらいの深場になります。ところどころに岩が点在していて岩の周りに魚が多く集まっています。ハタタテやニザダイなどの定番はもちろん、大きめのヒブダイが数匹の群れで泳ぎ回っている姿などは迫力があって楽しめます。
他にもいろんな魚がいそうなのですが、私はこの日時間の関係もあってほとんど撮影ができませんでした。
次回行った時には心ゆくまで撮影してご紹介したいと思います。
ここのポイントは水深が深く潮の流れが場所によって早いです。子供用の足ひれなどで出かけるとかなり怖い想いをすると思いますので十分に気をつけて行ってきてくださいね!
ちなみに今年はサメの目撃情報が全国各地であり遊泳禁止などの話がありました。サメの危険性に関してはこちらの記事に詳しく書いています。よろしければ一度ご覧ください。
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