*

庭に池を作ろう(その3、完成)

公開日: : 飼育器具

庭に池をつくろうシリーズ第三弾、一旦ここで池の制作は完成です。
第一回、第二回で池そのものは設置完了したのですが、ろ過装置が簡易なままでした。
第一回の記事
第二回の記事
しばらく簡易ろ過を使ってみたのですが、結果は悲惨。亀の老廃物やらなんらやですぐにモーターが止まってしまい使い物になりません。やっぱり亀には大型のろ過装置が必要ですね。

サイドフローの準備

亀の池を庭に入れるのにはかなり庭の土を掘っています。これ以上掘り進めて池の下にろ過層を設置するのは不可能です。つまり、オーバーフロータイプのろ過は作れないということですね。
となると、外部ろ過とサイドフロータイプのろ過の2択。
外部ろ過も考えてはみたものの、やはりかなりな老廃物が溜まると予測できるためにメンテナンスがむつかそうです。となると、残る方法はサイドフローのみということになります。

ike_ana

ということで、またまたろ過層用の穴掘りです。この作業が池作りで一番きついのですが、ろ過層はそんなに大きなものを想定していないため、このへんで。

ろ過層の準備とモーターの選定

ろ過層はDIYショップで見つけたビニール製のボックスを使うことにしました。
サイドフローというよりも、サイド+オーバーフローのような構造です。
つまり、池の横に穴をあけてそこから水がオーバーフローするようにする。オーバーフローした水が流れてくるボックスは上下二段になっていて、上部から下部に水が落下する時にろ過する仕組みです。下のボックスに落ちた水をモーターで組み上げて池にもどします。

ボックスはこのような加工をしました。
ike_youki

水を池に戻すモーターは信頼性の高いMAXI JETの500です。
ike_douryoku

先ほどほった穴にこれらのパーツを置いていけば完成です。

サイドフローの亀池完成

こちらが完成した亀池です。
ike_kansei

水はしっかりと巡回しています。まったく問題なさそうです。

後日談)
この池で実際に亀を入れて運用していますが、一つわかったことがあります。
ろ過ボックスが小さすぎたため、水が乾燥したり亀が暴れて水が減った時に、モーターが空回りする恐れがあるということです。
2日に1回、水を補給しなくてはいけません。
こうした問題を回避するには、水槽でよく使うような水足し装置を設置するか、ろ過層を大型のものに変更するかでしょう。
また時間ができたら改良していきたいと思います。

いずれにせよ、この池にしてから1週間経っても水はまったく汚れなくなりました。
水換えは2、3週間に一度程度のペースで十分です!

ad

関連記事

リアクターの代わりに添加剤をドーシング

前回の記事でも書いていますが、やってみたいことの一つが添加剤を使ったKHの維持です。 普通に添加剤

記事を読む

315カルシウムリアクターのメディア交換

昨年3月に導入した315カルシウムリアクターのメディアが無くなってきました。ファーストステージの減り

記事を読む

サンゴ水槽レイアウト変更

前回、jebaoのwavemakerについて評価してみました。 不思議なもので、何か一つでも手を加

記事を読む

その後のミドリイシ水槽

ミドリイシを2個体追加した後、水槽は順調です。 とりあえず2月の水槽を。 綺麗なエリアは

記事を読む

ホンケヤリを入手

水槽をやっていると、だんだんと入れるものが無くなってきます。 駄目になれば、また新しいサンゴとかを

記事を読む

プランクトン投入、水槽全景

しばらく更新をストップしていたウミウシ日記、再開いたします。今年もよろしくお願いいたします。

記事を読む

念願の外付けクーラー取り付け

とっても久しぶりの更新です。 アクアリウムをやめたわけじゃないんです。ちょっと本業が忙しくて・

記事を読む

カルシウムリアクターその後

先日導入したカルシウムリアクター。微調整しながら運用していますが、今のところとても順調です。二酸化炭

記事を読む

カルシウムリアクター315導入

添加剤でのKHの調整やめました(笑。理由は単純でなかなかKHが上昇しないからです。新しく導入したカル

記事を読む

ミドリイシ水槽(2014年12月31日現在)

今年も一年、あっという間に過ぎました。アクアな視点から振り返る一年。そして現在の水槽の状態をご紹介し

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ad

田辺ダイビングin2017

毎年恒例の和歌山ダイビング。今年の一本目は7月の海の日連休で場所は田辺

笑うねこin滋賀県
猫の写真満載のブログを作ってみました

動かざること山のごとし・・・。 秋からすっかり更新が途絶えたこの

庭に池を作ろう(その3、完成)

庭に池をつくろうシリーズ第三弾、一旦ここで池の制作は完成です。 第一

串本と田辺のダイビングまとめ(写真紹介)in2016

2016年はシュノーケリングの本数を減らしダイビングに明け暮れておりま

和歌山サンワ前シュノーケリングin2016

和歌山のシュノーケリングポイントで欠かせないのがサンワ前です。串本ダイ

→もっと見る

PAGE TOP ↑