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庭に亀の池を作ろう(その2)

公開日: : 飼育器具

亀の池を作ろうという記事を公開してから3ヶ月が経過してしまいました。実は先月の時点で一応できておりました。
左官用トレイで安価に便利に庭池を作るはずの計画だったのですが、実際に作ってみると課題多しで・・。

池が心持ちたわんでいる気がする

実際に水を張ってみて気付いたのですが、左官用のトレイはさほど分厚いものではありません。
よって、トレイが変形する可能性があるということです。
少し考えればわかることですが、まったく考慮していませんでした。
実際に水を張った様子がこちら。
今のところ気になるレベルでの変形はありませんが、長く運用していくと専用のプラ池などよりも相当早く劣化しそうな気が。

亀池、真上から撮影

亀が陸にあがるための足場が必要

市販のプラ池などでは池の中に段差があって亀が上陸しやすい作りになっています。
が、左官用のトレイにはそんなものはありません。
観察していると上陸できなさそうでしたので、トレイの中にレンガを3つ入れて亀の足場を作りました。
これも予想外の結果。上陸できるようなスロープなり足場が必要だったのね。

遠目に池を撮影した感じ。
池の手前側にオレンジのレンガがちらっと見えていますね。

庭の亀池

濾過はやっぱり考えないと・・・

一番の課題は何と言っても濾過です。
今は写真のような小さな濾過モーターを入れてますが、1週間弱でゴミで詰まってしまい水量が極端に弱くなってしまいます。
たぶんモーターに負担がかかりますので、そのうち故障すると思われます。

亀池の濾過装置

最初は上部濾過を考えていたのですが、これはすぐにモーターが故障してしまいダメでした。
庭の池は思っていたよりもゴミが溜まりやすく、モーターの手前にゴミを濾過する装置が必要な気がします。
ただ、写真のような小さなものですとすぐにゴミが詰まるので頻繁に水の入れ替えなどをしなくてはいけない。

たぶん理想的な濾過装置はオーバーフローもしくはサイドフローではないかと思われます。
亀池の横に縦に深い穴を掘り、そこに亀池の水を落とし込みます。
で、最下部にモーターを設置し、モーターの手前に大型のフィルターを挟み、そこでゴミを除去します。
モーターから吸い上げた水は亀池にホースで戻します。

この仕組みですと大型のフィルターを適度に交換さえしていればモーターにさほど害がなく運用できそうな気がします。
またそのうちチャレンジしてみたいと思います。
お楽しみに!

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