リアクターの代わりに添加剤をドーシング
前回の記事でも書いていますが、やってみたいことの一つが添加剤を使ったKHの維持です。
普通に添加剤を買ってきて手動で添加する分にはいいのですが、ドーシングポンプを使ってやるとなると少し問題が・・・。
まずドーシングポンプを買わねば
ドーシングポンプというのは自動添加装置のこと。
接続した容器から1mlなどの決まった容量を吸い取り水槽に自動的に添加してくれるというもの。
単純な装置なんだが、水槽まわりのツールはとにかく高い!
ほとんどの装置は5万円以上と高額。
1万円を切るのがカミハタのリキッドタイマーというもの。が、これは1個しか添加口がなく4種類の添加剤を自動添加しようとすれば4個購入しなければいけないという話。
色々探していると、安価なwaveMakerを出しているjebaoが4個口で1万円ちょっとのドーシングポンプを発売しているではないか!調べてみるとすでにお使いの方もちらほらいらっしゃる。てことでドーシングポンプはjebaoに決定です。
いかにも中華製な感じですが、動作確認をしたところきちんと動きました(当たり前ですが・・・)。さて、次は添加剤選びです。
添加剤選びがかなり難しい
今回ドーシングで実現したいのはKHの維持です。
カルシウムリアクターの代わりにドーシングポンプをつけるわけでして。
ところがいろいろと調べていくと、KH上昇のための添加剤ってほとんどが「よく振ってからお使いください」と書かれていたりします。
沈殿物が多く振ることが条件になっている場合、ドーシングポンプでは扱えなかったりします。
ネットで色々調べたところ下のような添加剤がドーシング実績があるみたいで・・・。
・べっぴん珊瑚のKH、カルシウム
・グローテック社のCA+KH123
悩んだ挙句、べっぴん珊瑚の添加剤をまずは試してみることにしました。
水槽への設置と調整
ドーシングポンプの利用ははじめてですので何かと時間がかかりました。
ポンプと添加剤以外に、以下のようなものが必要でした。
・ポンプと水槽、添加剤をつなぐためのホース(結構長いものが必要)
・ホースを水槽に取り付けるための器具(専門の取り付け器具が売ってたりします)
・添加剤を入れるための容器
・ドーシング機器や添加剤を設置するための場所(水槽とあまり高低差をつけたくないため専用の設置台が必要となることもあるかと)
こんな感じになりました。
面倒だったのは容器に穴をあけてホースを入れてホースのまわりをシリコンで埋めるという作業です。
ふたを密閉した時のために小さな穴をあけておくことも必要だったりして、結構面倒な作業の連続でした。
結局、ドーシングポンプでの添加は次のような設定にしています。
・NO3:PO4-Xを1日1回1mg
・べっぴん珊瑚KHを2日に1回1mg
・べっぴん珊瑚カルシウムを1日1回1mg
定期的にリン酸とKGとカルシウムの値を計測し、修正していく予定ではありますが。
現在の水槽
ということで、現在はこんな水槽になってます。
久しぶりに一眼で撮影しています。LEDのみつけた状態でストロボ撮影です。いつものiPhoneの色とは違い、こちらの方が実際の色に近いですね。
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