カルシウムリアクター315導入
添加剤でのKHの調整やめました(笑。理由は単純でなかなかKHが上昇しないからです。新しく導入したカルシウムリアクターは315 three quarterというブランドです。とてもキレイで評判のよい純日本製です。
添加剤でのKH調整の方法と問題点
短期間ながら私がやっていた方式は
jebaoというメーカーが出しているドーシングポンプで「べっぴん珊瑚のKH+」「べっぴん珊瑚のカルシウム+」を添加するというもの。
添加量はKH+が1日3回、1mgずつ。カルシウムは1日1回1mg。本当はKH+が1に対してカルシウムが3という割合らしいのですが、うちの水槽は事情があってカルシウム値が高くKHが低い状態だったために独自のブレンド比率にしていました。他には1日に1回マグネシウムを1mg添加していました。
添加剤によるKHの調整はイオンバランス?が非常に難しいと聞きます。KHとカルシウムを同時に高く保つのは難しいらしく、リアクターのようにはいきません。結局うちの水槽ではKHは6以上あがらず日によっては5以下になることもあり、カルシウムリアクターでの運用に切り替える決心をしました。
あと、ドーシングポンプを使ってKH+を添加した際の問題点としてホースが詰まる可能性があります。私が使っていたホースはホームセンターで売っているタイプのものですが、写真のように少し結晶のようなものがくっついています。
ホースを指す位置が容器の底すぎたからかもしれませんが、こうした結晶が少しずつ溜まると添加が止まってしまう恐れがあります。添加量が少なくなってしまう可能性もあります。ドーシングといえども定期的にホースを確認するなどのメンテナンスが欠かせないんだなあと。
私は続きませんでしたが、添加剤でKHが維持できないという話ではありません。いろんな方のブログを拝見するとうまく運用されているケースもありますし、やり方なんだろうとは思いますが。
315カルシウムリアクター
以前使っていたリアクターはレッドシーのCA-0でした。サンプの中に入れて使っていたのですが、よく点滴が止まったりCO2添加量の調節が難しかったりでどうしても馴染めませんでした。
ネットで色々見ていて315 three quarterというブランドを知りました。
まず見た目がキレイですし、利用者の評判も良さそうです。純日本製でメンテナンスがしやすく、消耗品なども簡単に手に入る、とのこと。興味をもって色々と調べていたところオークションで格安出品されているのを発見しました。入手しようと思ったのですが、中古品ですので水漏れなどがないとは限りません。万が一水漏れがあった時に、
修理に出せるのか?
コストはどのくらいかかるのか?
などを事前に確認しておきたいところ。早速メーカーさんに問い合わせると、とても親切な回答がかえってきました。
なるほど、これは安心して使えそうだ!ということで購入を決定(315さん、次回は新品で購入しますね(笑))。
リアクターの使用感
リアクターを使用するにあたっての心配は何と言っても水漏れです。
このリアクターは分解もしやすく、水漏れしそうな箇所は特にしっかりと作られている感じがします。CO2の添加量を増やしてリアクター内部の圧力を高めてみても大丈夫そうです!
リアクターでもう一つの心配が騒音です。
外置きの場合、モーターの振動音やブーンという音がウルサイのでは?という心配がありました。
今回入手したリアクターのモーターはマキシジェット500です。かなり静かなモーターで振動もあまり気になりません。
写真のように、発泡スチロールの箱を用意し、その上に耐震ゴムとウレタンマットを敷いています。この装置収納の棚にはドアがついているのですが、ドアを閉めるとほとんど音は聞こえません。これで快適なカルシウムリアクター生活を過ごせそうです。
これからじっくりと時間をかけてKHの値を上げていきたいと思います。
サンゴもなんとなく期待に胸を膨らませているように見えますね。
ちなみに、リアクターの調整は以下のような感じです。
・CO2添加は70秒に1摘(一つの泡)
・排出量はポタポタが連続しない程度
リアクターからの排出海水のKHは現在15です。メディアに大粒を使っているので、まあこんなものでしょう。
水槽内のKHが上がりにくい場合はセカンドステージにメディア小粒を使ってみる予定です。
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