水槽、和歌山の海水で大量換水!
新年早々に行きました。和歌山。新しい気分で水槽にも新鮮な海水を吹き込もうということです。160リットルの大量換水。今回もサンゴを空気に長時間晒しながら大量の水換えを終えました。サンゴは鼻水垂らして喜んでくれました。
水を採取する場所について
天然海水を採取する際には場所やタイミングがとても大切です。以前ご紹介しましたが、改めて。
・河が近くないポイントを探す
河の近くは塩分濃度が薄かったり海水が汚れていたりしますので避けましょう。
・河がなくても淀んだ場所は避ける
一見綺麗に見える海でもあまり流れがなく淀んだ場所は避けた方が無難です。
・雨の翌日などは避ける
最低2日くらいは雨が降っていないタイミングを狙いましょう。
こうした点を考慮しながら私はいつも「みなべ」のあたりまで行きます。海水を汲むときもできるだけ沖の方にある岩場まで移動します。20リットルのタンクを運ぶのが本当に大変ですが、せっかく遠方まで行くので妥協せずに頑張っております(笑。
そうして獲得したのがこちら。いやほんと、アクアって重労働。

水換え中の水槽
みなさんはどうやって水換えしますか?
私は以下の手順で実施しています。
1、サンゴが入った水槽の水を大量に抜く。
サンゴはこんな状態で完全に空気中に露出します。露出時間は10分くらいはあると思われます。


2、次に温度調節していない冷たい海水を入れる(笑。
例えば今回は24度の水槽の水に対して、採取してきた18度の海水を投入しました。本当はヒーターで温めて近い温度にしてから投入しないと魚にもサンゴにも危険です。良い子は真似しないように。
3、海水を投入して終了!お疲れ様でした!
換水後
換水完了後の水槽はなかなかハードな状況です。
水を激しく入れたことでデトリタスや砂が舞ってるし、サンゴは写真のように鼻水を垂れ流している状態ですし。

ちなみにこのサンゴの鼻水のようなものは特に気にしなくてよいとのことです。環境が変わったときに出すものあらしく、放っておいても他の魚や生き物の餌?になってくれたりするらしいのですよ。
そして数日経過後の水槽がこちら。

魚もサンゴも調子がいいです。
この一瞬が見たいためにはるばる和歌山まで海水を取りに行けるのですね。でもそろそろ腰が・・・。
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