濾過について

最終更新日 2009年11月14日 12:33 AM

「海水はろ過」とは誰が言ったか名言。白点病の本当の恐怖を知って初めてこの言葉の重要性を噛みしめたりしています。これまで水槽といえば、ホームセンターで売っているパッケージモノくらいしか知らなかった私にとって、「ろ過」とは文字通り「コーヒーのろ過のように水の中にある不純物をフィルターで濾しとる」くらいの認識しかありませんでした。
海水をスタートしてからも、生物ろ過ということの本当の意味をあまり深く考えることなく、市販のバクテリアを入れてライブロック入れてサンゴろ材をとりあえずたくさん入れておけば程度の認識でした。
しかし、この理解の浅さが命取りだということに、後々気付くことになります。
生物ろ過をある程度正しく理解し、必要な設備を整えて挑むことこそもっとも近道だったということに・・・。

と、前置きは良しとして、ここまでで私の知ったろ過に関する知識を少しずつ記載していきます。

1.何を飼いたいかで濾過装置を選ぶ

何を飼いたいかから入る初心者の方は少ないと思います。何となくクマノミとか、そんな感じで深く考えずにペットショップに走って上部濾過がセットになった60cm水槽を購入してくる。淡水用か海水用かなんてことも考えない。ろ材に関しても、セットに入っているものを取りあえず使ってみるという方が多いと思います。少なくとも私はそこからスタートしました。ところが、濾過はそれほど単純なものではなく海水では慎重に事を進めなくてはいけないのです。
ろ材は、サンゴを使うのが最も安上がりですが、サンゴにはデメリットもあるみたいです。多孔質、つまり、バクテリアが住み着きやすい表面積が多いものがよい濾材と言われますが、このあたりにも落とし穴があったりします。

2.色んなシステムを知ろう。

濾過装置と言っても、いろんな方式がこれまでに試されております。

ベルリン式・・・濾過槽を使わない(ろ材を使わない)。ライブロックとライブサンドによって濾過を行なう。補助としてプロテインスキマーも用いる。ライブサンドは5cm程度なのかな?ミドリイシなどを中心としたハードコーラルなどの飼育で最近はよく用いられている。ほら、オーバーフロータイプで濾過槽にはろ材が入ってなくて巨大なスキマーが設置してあるようなタイプのものね。もちろん、ろ材も使わなければウールのようなものも使わない(ウール部分でゴミと一緒に微生物が濾しとられ、そこで腐ったりするために水を汚すから)。

モナコ式・・・濾過槽を使わない(ろ材を使わない)。ライブロックとライブサンドによってのみ濾過を行なう。底砂を厚く敷くのが特長だが、家庭におく水槽では数十センチも敷けないために、底砂の最下部にスノコのようなものを敷き止水域を作って嫌気層を作り出すのが特長。ベルリン式よりも自然に近い形と言えるが、魚も飼いたい場合は濾過能力が少し厳しいかも。

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