New! リン酸除去プロジェクト

最終更新日 2010年1月17日 6:00 PM

そんなわけで、硝酸塩ゼロプロジェクトに続く第二弾です。その名も「リン酸除去プロジェクト」!!
で、早速今のサンゴ水槽のリン酸を測定っす。

1月18日のサンゴ水槽リン酸濃度

1月18日のサンゴ水槽リン酸濃度

ちょい見にくいのですが、0.5〜1.0の間くらいを示しています。0.7ppmってところですかな。やっぱり結構ありますね。問題はどんな方法でリン酸を退治していくか、なのです。その前にリン酸に関する基礎知識をおさらいしておきましょう。

天然の海水中にも当然リン酸は存在するのですが、濃度は1リットル辺り、0.01から0.3mgのようです。

0だと色んな生物に影響があるでしょうから、この辺りの濃度をゴールと考えます。水槽環境は浄化装置が完全ではなく、水量の割に餌や魚が多いために放っておくと上記以上のリン酸が発生してしまうわけです。
リン酸濃度が高いとどんな弊害が起こるのか?まず、コケが大量発生するようです。あと、サンゴの骨格形成の妨げになります。ネットで調べた限りではサンゴの色にも影響を与えるみたいです。

では、どうすればリン酸を除去できるのでしょうか?

大きくわけると3種類の方法があります。一つは、そもそもの原因となる魚などリン酸発生の原因を限りなく少なくすることです。が、これではサンゴ+魚水槽を作れませんので却下。もう一つは生物ろ過的な除去です。厳密には、生物にリン酸を取り込ませてその生物ごと除去してしまうというやり方です。一部のアクアリストの方々が試されているZEOvitシステムなどは、この方法だと思われます。みりんや日本酒?などでも同じように除去できるような記事もありますね。

で、最後の方法が科学反応による除去です。市販の吸着剤はこの化学反応によってリン酸除去をしようというもののようですね。市販の吸着剤を使うのは面白くないので、アクアリスト諸先輩方が実験で良い成果をあげている鉄くぎによる除去を今回は試してみようと思います。

釘は加工したペットボトルに入れてサンプに投入

釘は加工したペットボトルに入れてサンプに投入

この鉄くぎ除去は、鉄素材の釘を水槽に入れるだけという非常にシンプルな方法のようです。

最初は5、6本?からスタートして最終的に20〜40本程度の投入で安定するというような記事が多く見られました。

鉄分が水に溶けて、リン酸と反応して沈殿する?という理屈のようです。

スタート初日は、サンプに鉄くぎ6本投入からです。

どうなっていくのかとても楽しみです。

【1月20日時点の経過】

2日で錆だらけ

2日で錆だらけ

まずは投入した釘の状況から見て行きましょう。投入前はもちろん新品の釘です。投入からわずか3日で写真の通り。

錆だらけですね。

釘の本数が増えているのは毎日2本ずつ足しているからです。リン酸除去を釘で試みている諸先輩方の経験によると一気に大量の釘を投入するのではなく、少しずつ様子を見ながら増やして行き、水槽にあった適量を見つけるのが良いらしいので。

タンクメイトたちには特別な変化は今のところ見られません。さてさて、気になるリン酸値はというと・・・。

釘投入から3日後

釘投入から3日後

じゃーん。ご覧の通りです。

たぶん0.1〜0.3ppmあたりを示しておりやす。開始当日は1.0前後だったので相当リン酸は減っているようです。

すごい効き目です。確実に除去できているみたいです。しかも早い!しかも導入費用が安い!

一応、もうしばらくだけ釘を増やしつつ状況を見て行きたいと思います。

とりあえず成功の予感。

【1月22日の状態】

1月22日のリン酸濃度

1月22日のリン酸濃度

写真汚くてすみません!

上の写真よりも濃度が高いように見えます?実は実際の色もそうでした。1月20日のリン酸濃度よりも高いです。

写真だと分かりづらいですが、0.2ppmってとこでした。

追加投入した釘もしっかりと錆びております。今日は新たに釘を5本投入です。

また土日に測定してみて調整をしていきたいと思います。

サンゴ、海水魚に大きな変化は見られません。あ、サンゴの調子が今ひとつでご紹介していたミドリのアワサンゴは少しポリプが開いて来たかな。でも、このプロジェクトの影響かどうかは微妙ですね。

【1月23日の状況】

1月23日リン酸

1月23日リン酸

上の写真よりも濃度が薄くみえますね。写真の影響がありますが、肉眼で見た限り確かに少し薄くなった気がします。

0.1くらいかな。

でもしぶとい。なかなか0〜0.1の値に行きません。

今日は釘を5本追加投入しておきました。いまで何本くらいになったんだろう。たぶん20本強ってところです。

ところで、日記に書きましたが、このサンゴ水槽で硝酸塩が検出されてしまいました。この水槽は皆さんご存知のように、AZ-NO3による硝酸塩ゼロプロジェクトによって年末には硝酸塩ゼロでした。以降、AZ-NO3は添加しておりませんのでその影響か。いや、もしかしたらリン酸釘プロジェクトが何らかの影響を及ぼしているのでは?ってことで釘を入れているペットボトルを確かめてみることに・・・。

ペットボトルは錆だらけ

ペットボトルは錆だらけ

釘もさびさび

釘もさびさび

すごい錆です。で、その錆の屑のようなものがペットボトルの底に沈殿しております。

それだけなら良いのですが、ペットボトルを抜け出して下のろ剤にも錆屑が流れ出ている感じがします。

これはマズい!

ってことで、ペットボトルの底にウールマットを敷き詰めてその上に釘を乗せておくことにいたしました。最初から手抜きせずにそうすれば良かったんですが。ってことでこれで様子を見て行きたいと思います。

Leave a Reply

東京,名古屋,京都,大阪,神戸のエステ